辞書型金庫って一体何さ?

最近隠し金庫に関心を持つようになったので、空き巣対策には最適ではないかと思い数点購入してみました。すると、あまり金庫には関心がなかった知人が、「辞書型金庫って一体何さ?」と聞いてきたので紹介をしてあげました。要するに、本棚に並べてある本にまぎれて辞書型の隠し金庫をさりげなく置くのですが、最近ではパッと見どころかよく眺めてみても外見上は辞書や本にしか見えないような隠し金庫も販売されているのです。とくに、ネット通販で隠し金庫と入力をして検索してみると、実にたくさんの隠し金庫が市場に出回っていることに気づきます。そんな数々のブック型の隠し金庫の中でもとくに驚いたのは、実際の本を隠し金庫にしたものです。そのブック型金庫の場合、本の半分くらいまでは実際にページをめくりながら文字が読めるようになっており、途中から隠し金庫になっているタイプなのです。ただし、通常のブック型金庫よりも金額の面で多少割高になっています。確かに、通常の本をくり貫いて隠し金庫にしようとすることを考えてみると、多少割高でもしようがないようにも思えます。もちろん、プロが機械で加工をして販売しているのだから、綺麗にくり貫いてあります。それを、素人が日曜大工感覚で本をくり貫いて作ろうとすると、到底綺麗に仕上げることはできないでしょうね。

ところでそうした隠し金庫の場合、ブック型の隠し金庫以外にも、掛け時計の裏が隠し金庫になっているタイプや潤滑スプレー缶の中身が隠し金庫になっているタイプなど、随分たくさんの種類の隠し金庫が販売されているために、そのバリエーションの広さにも驚かされます。ただしそれらの隠し金庫は、どれも収納スペースが限られてくるために銀行通帳や印鑑、重要書類などが少しだけ入れられるという程度にはなってしまうのですが、空き巣対策として自宅でちょっとした貴重品を保管する上においては重宝するのではないかと思います。