バイト先のラーメン屋さんの金庫の鍵が開かない

フリーター生活を始めてから2年目、昨年から近所のラーメン屋さんでバイトをするようになりました。以前からあったラーメン屋さんなんですが、どうやら長く勤めていたアルバイトの人が辞めてしまったらしく、今は僕がシフトの大部分に入っている状態となっています。そんなラーメン屋さんは年配の人が店主さんですので、お店の運営も多少なりとも個人経営で古風な感じでやっているんですね。その古風な運営の例として、お金の扱い方が挙げられるかもしれません。売上金はお店の金庫の中にしまって、毎朝その売上金として保管しているお金の中からレジ金としておつり用のお金を用意する、そんな感じの店舗運営です。

このお金の扱い方からわかると思うのですが、このラーメン屋さんでは金庫がかなり重要な役割を占めているんですね。売上金の保管をする場所としても重要ですし、開店準備を行う上でも重要。ですからその金庫が開かなくなってしまうと大変なことになってしまいます。そういう前提があると、悪い事というのは起こってしまうもので、この金庫の鍵が開かないという状態になりました。これだと開店ができないだけではなく、閉店作業すらできません。1日の売り上げが保管できないので店主さんも気が気じゃない状態で次の日の朝を迎えなければならないでしょう。そのため、どうにかして鍵を開ける対策をしてみました。シリンダーが悪いのかダイヤルが間違えているのか、僕も店主さんと一緒になって色々なことを試してみましたが全くダメ。この状態ではどうにもならないと行き詰ってしまい、最終的に鍵開けの専門家のところに電話をして、解錠を依頼するという事態にまで発展しました。結局、専門家に依頼すると簡単に鍵は開きましたので、結果としてはなんとか開店も閉店もできる状態になりました。この一件から、そのラーメン屋さんでは、定期的な金庫の鍵チェックの習慣ができたのはいうまでもありません。